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SEOを意識したホームページの作り方 [SEO]

検索結果で自社のWebサイトが上位に表示されるほど集客にプラスとなります。そこでWebサイト制作者は少しでも上位表示されるようにSEO(検索エンジン対策)を日々行っています。


ただ対策内容を聞いていると枝葉の話が多く、基本的なところが出来ていないケースが多々あります。基本に立ち戻って自社のWebサイトを見直してみましょう。


|論文の評価とよく似たアルゴリズムが使われている

Yahoo!は1994年4月に誕生しましたが、現在のYST(Yahoo!のロボット型検索エンジン)はなく、最初はカテゴリー(分野別のリンク集)検索からスタートしました。


図書館の司書のように人がWebサイトを確認し、最適なカテゴリー(分野)に登録しますので、数は少ないのですが質の良い検索ができました。ところがWebサイトが増えるにつれ、人が介在していたのでは数がこなせなくなり、ロボット型検索エンジンとカテゴリーの併用(ハイブリッド)に移行します。


Yahoo!Japanでは当初、Gooと提携し、Gooの結果を表示していました。その後、今では考えられませんがGoogleと提携し、Yahoo!で検索するとGoogleの結果が表示されていました。現在は独自のYSTが使われています。


ロボット型検索エンジンの雄と言えばGoogleですが、Googleはスタンフォード大学の寮の一室からスタートしました。


1995年、博士課程に在籍していたサーゲイ・ブリンとラリー・ページが出会い、在学中に検索エンジンのアルゴリズムを作成します。


Googleのロボット型検索エンジンの名前は「PageRank」でWebページの「ページ」と、創設者のラリー・ページから名づけられています。Googleは大学生まれの技術でもあり、論文の評価とよく似たアルゴリズムが使われています。


|引用(リンク)が重要

論文の評価では引用が重要です。新しい研究は過去の研究を土台にして知的生産を行うことです。先行している研究を調査し、論文を読まなければなりません。参考にした先行論文は論文の中で引用されます。


この引用件数が研究発展のためにどれだけの影響があったかを計る物差しとなります。特に基本論文となれば数多くの論文で引用されます。これが「被引用件数」です。Webサイトに置き換えればリンク数となります。


|数だけでなくリンクの質が重要

ただしリンク数が多ければよいという単純なものではありません。同じ引用でも大学院生の論文で引用されるのと、その分野の権威となっている教授の論文に引用されるのでは重みが違います。


また教授の論文はさらに数多くの論文でも引用されているはずです。Webサイトで言うと、リンクが集中しているサイトからリンクされることになります。つまり引用する側の質が問題になります。


ただ大学院生の論文のテーマと教授のテーマが同じ場合、2つの同じ専門の論文から引用されることになります。これは主題関連性が強いと判断されます。


Webサイトで言えば、リンク集のようなサイトではなく自社と同じ分野の専門サイトで、しかも集客力のあるサイトからリンクされると質が上がります。


自社サイトが例えば「トマト専門店」であれば、「八百屋」サイトではなく同じような「トマト専門店」のサイトから数多くリンクされると主題関連性が高くなります。つまり専門的サイトと評価されるわけです。


|論文の評価:平均被引用率

論文の評価では「平均被引用率」が使われます。論文が発表された時から現在までの累積被引用回数を年ごとに計算したものを平均した指標で、論文は時間の経過と共に内容が陳腐化して引用数が減っていきます。


Webサイトであれば、常に内容をブラッシュアップし最新の情報を掲載し、新鮮な引用(リンク)を獲得しなければなりません。


|論文は専門性が重要

今度はWebサイトそのものについてみていきましょう。論文の評価では、その分野での専門性が重要です。


Webサイトで言えば、1つのサイトに複数のテーマを載せるではなく、一つのテーマに絞って専門性を追求します。一つの八百屋サイトにするよりもトマト専門店、ニンジン専門店、キャベツ専門店とサイトを分けることを考えます。


|構造的な書き方が重要

また論文ですので、構造的な書き方が必要です。以前のHTMLでは文章の構成をあらわす構造タグと文字の色などを変える修飾用タグが混在していましたが、現在はXHTML+CSS(スタイルシート)の形で記述するようになっています。


古いバージョンのホームページビルダーを使っているとスタイルシートを使わないため、HTMLソースを確認するとfontタグがあちこちに混在してしまっています。修飾用タグはスタイルシートとして別ファイルに移動し、ページには構造タグを使うようにしましょう。


表題タグを適切に使う

HTMLには表題タグ(ヘッダータグ)がありh1~h6が使えます。中には字の大きさの調整に使っている人がいますが、表題タグは見出しを表すために使います。よく使うのはh1~h3です。


h1 - 大見出し(部)
h2 - 中見出し(章)
h3 - 小見出し(節)


h1「トマトのおいしさの見分け方」

h2「トマトの色を確認」
h3「ヘタの周辺から変色」
h3「赤色のトマトはリコピンが豊富」

h2「トマトの重さを確認」
h3「おいしいトマトは比重が高い」


論文なら
主題「トマトのおいしさの見分け方」
1.「トマトの色を確認」
1.1「ヘタの周辺から変色」
1.2「赤色のトマトはリコピンが豊富」

2.「トマトの重さを確認」
2.1「おいしいトマトは比重が高い」
となります。


大見出しの「h1」は該当ページの主題となりますので、ページで使うのは1回だけです。複数の「h1」があるということは複数の主題が一つのページに盛り込まれていることになります。


また文章はいくつかの段落(パラグラフ)が集まって構成されます。中にはダラダラと文章を書いて、改行タグしか使っていないページがりますが、段落の始まりと終わりには「pタグ」を使いきちんと構造を明示しましょう。


|ヘッド部もきちんと記載

HTMLはヘッド部とボディ部から構成されています。


ヘッド部ではタイトルしかホームページに表示されないため気にかけていない人もいますが、しっかり記載しましょう。


まずタイトルです。論文と同じで分かりやすく、論文の内容を的確に表すタイトルをつけます。中にはSEO対策ということでタイトルにキーワードを並べているサイトがありますが、検索結果でタイトルが表示され、クリックするかどうかの判断に使われます。やはり内容を的確に表すタイトルがおすすめです。


次にメタタグです。
まず「description」は論文でいう「Abstract(抄録)」です。ページの内容を要約して記載します。


また論文では表紙のページに抄録と共にキーワードを記載します。「keywords」にはページの中で使われている重要なキーワードを優先順位をつけて書いていきます。ただし多くのキーワード記載すると、まとまりのない論文と見られ逆効果になります。


|ページごとに「description」や「keywords」を考える

ページ数が多いサイトを作っていると、各ページ毎に「description」や「keywords」を考えるのが大変なため、全部同じ記述をしているサイトがありますが、各ページごとに設定した方がよいでしょう。


Googleウェブマスターツールでコンテンツ分析をすると同じ「description」を設定していると、コンテンツに関して問題があると表示されます。


またタイトルとあわせて短い「description」にしたり、いろいろなキーワードを盛り込もうと長い「description」にしても問題ありになります。適切な「description」と「keywords」を設定しましょう。


それほど重要ではありませんが、「Author(著者)」も設定しておきましょう。


いかがでしたか、いろいろなSEO対策があることにはありますが、まず基本は専門性の高いサイト作りと良質なリンクの確保です。まずは原点に戻って見直しましょう。


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